千葉県地域医療支援センター

セミナー

終了したセミナーのレポートです。

第3回(Step2)大腸内視鏡ハンズオンセミナー

2011年8月8日(月)18:00~21:00

ハンズオンセミナー

【受講生】大腸内視鏡ハンズオンセミナー「Step1」を受講済(これに準ずる方を含む)の葉県内の医療機関に勤務する初期・後期研修医・医師
【開催場所】千葉大学医学部附属病院 3階 シミュレーションセンター

内容

8月8日(月)18時から21時まで、千葉大学医学部附属病院シミュレーションセンターにおいて、「第3回(step2)大腸内視鏡ハンズオンセミナー」を開催しました。今回は県内の医療機関から「Step1」を受講された初期研修医1名、後期研修医1名の参加でした。千葉大学医学部附属病院 光学医療診療部 井上先生のご指導のもと、大腸内視鏡挿入技術の基本「大腸挿入法」の中で習得が比較的容易な「ループ形成解除法」にて直腸からS状結腸までの挿入法を学びました。  
講義後、シミュレーターを利用して一人ずつ直腸・S状結腸通過時におけるスコープ動作の実技を行いました。疼痛を軽減する “できるだけループを小さくする” ためのノウハウをご指導いただきながら、かなり集中をした面持ちで皆さん取り組まれていたので、井上先生からは “リラックス” “力をぬいて” という声が聞かれました。先生のお言葉の中で、“行く先をしっかり定めて1度も迷わず行く、距離が見えている状態にしておく” “なんとなくやっていてもうまくはならない” ということが、大変重要だと皆さん十分理解できたセミナーになったことと思います。
受講生の中には、こういった検査は現場ではなかなか経験のできる機会が多くないという声を聞きます。そのような環境の中で、シミュレーションマシンを用いて、実際の内視鏡挿入に必要な技術を反復習得することはとても大切と考えられます。今回のセミナーは一度受講しだけはで習得できるものではありません。2度3度と同じ「Step」に参加されても良いと思いますし、基本「Step1」からまた参加しても良い思います。皆さんの技術向上の為に、繰り返しのご参加をお待ちしております。
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