千葉県地域医療支援センター

セミナー

終了したセミナーのレポートです。

第3回(Step1)上部消化管内視鏡ハンズオンセミナー《10:00~12:00》

2011年9月3日(土) 10:00~12:00

ハンズオンセミナー

【受講生】上部消化管内視鏡未経験、あるいは経験20例以下の千葉県内の医療機関に勤務する初期・後期研修医・医師
【開催場所】千葉大学医学部附属病院 3階 シミュレーションセンター

内容

9月3日(土)10時から12時まで、千葉大学医学部附属病院シミュレーションセンターにおいて、「第3回(Step1)上部消化管内視鏡ハンズオンセミナー」を開催しました。千葉県内の病院に勤務する初期研修医・医師2名が参加し、日本消化器内視鏡学会専門医 井上雅仁先生の指導の下で、基本的な挿入概念の講義と内視鏡シミュレーターAccuTouchを用いた実習では、内視鏡検査を行う医師としての心構えと基本技術を学びました。
本Stepは食道から胃内までの挿入において、初心者がつまずく場所はどこか、その原因はどこにあるかを明確に示し、1つ1つの課題をどのように克服してゆけばよいか、またそのためにどのようなトレーニングを積めばよいのか習得してもらうことを目的として進められました。微細なアングル操作で軸をコントロールし、誤ったポジションからどのように復帰させるかという課題に対して皆さん真剣な表情で取り組まれておりました。
受講後、参加者からは「今まで自学自習をしていたが、ただ練習をしているだけといった感じで、目標などわからないまま行っていた。今回のセミナーでは、具体的な課題を与えられたので、今後練習して上で自身の上達する速さがわかり大変良かった」と感想をいただきました。今回セミナーので学んだトレーニングプログラムを基に、自身で練習を重ねクリアしてゆき、更に次のStep(Step2)にご参加いただき、内視鏡挿入に必要な技術を磨いていってください。
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