千葉県地域医療支援センター

セミナー

終了したセミナーのレポートです。

第9回千葉大ICLSコース

2011年7月3日(日) 8:00~19:00

ハンズオンセミナー

【受講生】医師、看護師、救急救命士
【開催場所】千葉大学医学部附属病院 3階 第3講堂ほか

内容

7月3日(日) 千葉大学医学部附属病院3階講堂におきまして、千葉大学医学部附属病院・NPO法人千葉医師研修支援ネットワーク共催による『第9回千葉大ICLSコース』が開催されました。
ICLS(Immediate Cardiac Life Support)は、突然の心停止に対しての対処方法を修得するものであり、あらゆる医療従事者が身につけておくべきものです。技実習を中心とし、実際に即したシミュレーションを繰り返し行い、まさにImmediate(すぐに、間髪おかない)な処置を行うためのコースです。また、認定内科医の取得にあたりACLS又はICLSの資格を持っていることが取得条件となっており、今後、外科専門医取得にも必須条件となると考えられます。
コース修了者には、日本救急医学会認定の修了証が交付されます。
当日は、同病院シミュレーションセンターのシミュレーター機器を使用した実習、講義及びデモンストレーションが行われ、医師・研修医・看護師あわせて24名が受講しました。指導者は、同大救急部の織田教授が代表となり、総勢43名が受講生一人ひとりに懇切丁寧、的確な指導を行いました。
受講生からは
『とても充実していた。また参加したい。』
『非常に実践的で良かった。自分の職場で生かせると感じた。』
『雰囲気がよく、とてもわかりやすく質問しやすい環境であった。』
『指示することの厳しさを感じた。今後、もっと勉強していきたい。』
などの声が聞かれ、みなさん大変充実した1日になったようです。
また、指導者の方々はインストラクターとして、自身のレベルアップを含め 本セミナーの更なる充実、レベルの向上を目指し真剣に考えられていました。
回を重ねるごとに、指導者側、受講者側からの問題点・改善点など、一つ一つ クリアーしてより良いセミナーにしてゆきたいと考えております。
次回「第10回記念大会」開催は、新しいキャリアアップセンターにて平成24年2月 を予定しております。
詳細が決まり次第ホームページに掲載します。

NPO法人千葉医師研修支援ネットワークでは、正会員である県内各医療機関などが主催して、オープンに医学生・研修医・看護師などの医療者を中心に参加者を募って行う事業に対して、教材費などの必要経費の一部を助成し、専門医療技術の向上を図る事業を後援または共催して行うものです。

シミュレーションセンター内で行った「ICLSデモンストレーション」の動画(約12分)もご覧ください。
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