千葉県地域医療支援センター

セミナー

終了したセミナーのレポートです。

第1回きみさらずICLSグループ指導者養成ワークショップ

ハンズオンセミナー

【受講生】医師、看護師、救急救命士
【開催場所】千葉大学医学部附属病院 3階 第3講堂ほか

内容

10月23日(日) 千葉大学医学部附属病院3階講堂におきまして、千葉大学医学部附属病院・NPO法人千葉医師研修支援ネットワーク共催による『第1回 きみさらずICLSグループ 指導者養成ワークショップ』が開催されました。
日本救急学会では、医師卒後臨床研修の必修科目とされている二次救命処置「突然の心停止に対して最初の10分間の適切なチーム蘇生を習得する」を目的とした「ICLSコース」を設定するとともに、並行して各地域・各施設でコースを指導する指導者の養成が急務と考え「ICLSコース指導者養成ワークショップ」を主催してきました。
今回は、第1回目のきみさらず指導者養成ワークショップとういうことで、指導者として同大救急部の織田教授が代表となり、CDSには、あかいし脳神経外科クリニックの赤石先生を迎え、医師・救命救急士・看護師あわせて23名が受講しました。
はじめに、インストラクターの仕事についてや実技を含めた成人教育法(効果的コミュニケーション法)の講義を受け、その後8名のグループごとに分かれ演習を行いました。
演習では、ICLSコースで用いられる代表的な指導法(実技指導・ディスカッション・ロールプレイ)から機材の準備・ブースの設営と指導者として行うべきことを学びました。 特に、実際のICLS講習会の手順でのロールプレイングでは受講者がインストラクター役となりを何度も繰り返し行い、指導のコツを学びました。
コース修了者には、日本救急医学会認定の修了証が交付されました。
受講生からは
『大変勉強になりました。疲れましたが有意義な時間で楽しかった。』
『自身の知識のなさを再確認した。正しい知識を得る為にまた参加したい』
『時間管理の大切さ、コミュニケーションの難しさを痛感した。』
などの声が聞かれ、“ みなさんインストラクターとして自分が指導する” といった意欲をあふれる方ばかりで、大変充実した1日になられたようです。
第1回目の開催としては、いつくか反省点はあるものの“ 大成功 ”といった内容であったかと思われます。皆さんの今後のご活躍を期待しております。
次回は「第10回記念大会千葉大ICLSコース」平成24年3月4日に予定しております。詳細が決まり次第ホームページに掲載します。
NPO法人千葉医師研修支援ネットワークでは、正会員である県内各医療機関などが主催して、オープンに医学生・研修医・看護師などの医療者を中心に参加者を募って行う事業に対して、教材費などの必要経費の一部を助成し、専門医療技術の向上を図る事業を後援または共催して行うものです。
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