千葉県地域医療支援センター

セミナー

終了したセミナーのレポートです。

STEP1 大腸内視鏡ハンズオンセミナー

ハンズオンセミナー

【受講生】初期・後期研修医・医師
【開催場所】千葉大学医学部附属病院 3階 シミュレーションセンター

内容

2月24日(木)18時から21時まで、千葉大学医学部附属病院シミュレーションセンターにおいて、「step1 大腸内視鏡ハンズオンセミナー」を開催いたしました。今回は県内の医療機関から後期研修医2名、医師1名の3名参加でした。
step1は、経験が少なく、大腸内視鏡の難しさが見えていない方たちです。井上先生の指導のもと、シミュレータに向かい四苦八苦!
テーマとしては、「一般的な患者に対し、15~20分程度で強い疼痛を与えずに盲腸まで到達すること。」・・・・・そして、まず盲腸から直腸までゆっくりと引き抜きながら大腸内視鏡の基本的な技術を習得してゆきます。
さらに、様々な例をこなしながら学びました。2時間もすると手と目と脳が一体となって動くようになりました。
次はstep2のコースを是非受講してください。ご活躍を祈念しております。

井上先生のコメント!
3名の参加.皆上部内視鏡の経験あり、step1では挿入法に進む前の基本技術の習得をみっちりやっていただく。目標は左手アングル操作と右手の軸回転を、より繊細に協調させること。
まず管腔のど真ん中をシビアにキープしながら移動、指定した襞の裏を粘膜と適切な距離を保ちながらぐるぐる観察、一休みの後,6時の憩室をフレームアウトしないように視野に収めながら時計回り、反時計回りに移動させる。
ひたすら地味な練習だが、この動きを習得することが大腸挿入法理解の近道となる。参加者も初めは悪戦苦闘していたが、徐々にスムースに操作できるようになっていた。地元に帰ってもこの課題を念頭に置いて修行してください。」
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