終了したセミナーのレポートです。
リハビリテーションスタッフを対象とした 気管吸引セミナー
2012年3月11日(日) 13:00～17:00
ハンズオンセミナー
| 【受講生】 | 理学療法士・言語聴覚士・作業療法士 |
|---|---|
| 【開催場所】 | 千葉大学医学部附属病院 教育研修棟1階 千葉県医師キャリアアップ・就職支援センター 千葉大学クリニカル・スキルズ・センター |
内容
３月１１日(日）１３時から１７時まで、千葉大学医学部附属病院 教育研修棟1階 千葉県医師キャリアアップ・就職支援センター（千葉大学クリニカル・スキルズ・センター）においてリハビリテーションスタッフを対象とした「第２回気管吸引セミナー」を開催いたしました。県内の医療機関から理学療法士１６名、言語聴覚士２名、作業療法士６名の２４名が参加され、千葉大学医学部附属病院 耳鼻咽喉・頭頸部外科 茶薗英明先生、呼吸器内科 多田裕司先生のご指導のもと基本講義の後、２つのグループに分かれ、気管吸引・聴診の実習を各々１時間ずつ行いました。今回は、第１回開催（2月25日）の募集時、定員をはるかに上回る参加希望があったため、急遽、追加開催することになりました。前回同様、先生方の熱心なご指導により、参加者の皆さんは真剣かつ積極的に講義、実習を受講されておりました。終了後のアンケートでは“大変勉強になった”“このような研修の機会をたくさん設けてほしい”など多くの感想をいただきました。
近年、リハビリテーションスタッフによる気管吸引が施行されつつありますが、実際「専門医の指導による正しい知識と技術」の習得する場は少なく、医療現場でも積極的に行える環境が整っていない状況です。今回のセミナーは、近い将来を見据え“学んでみたい”というコメディカルの要望を取り入れ開催いたしました。まだまだ実際できないことも多いかもしれませんが、診て、聴いて、感じてと参加者の皆さんにとりまして、大変有意義で貴重な経験になられたことと思います。
