千葉県地域医療支援センター

セミナー

終了したセミナーのレポートです。

第11回千葉大ICLSコース

2012年6月24日(日) 8:00~19:00

ハンズオンセミナー

【受講生】医師、看護師、救急救命士
【開催場所】千葉大学医学部附属病院 教育研修棟1階 千葉県医師キャリアアップ・就職支援センター 千葉大学クリニカル・スキルズ・センター

内容

6月24日(日)、千葉大学医学部附属病院、NPO法人千葉医師研修支援ネットワーク共催による『第11回千葉大学病院ICLS講習会』が(指導者29名、受講者24名の参加の下)開催されました。 「ICLS」とは「Immediate Cardiac Life Support」の頭文字を取った略語です。突然の心停止に出会った時にどのように対処すべきか、というコースの学習目標を端的に示している、医療従事者のための蘇生トレーニングコースです。緊急性の高い病態のうち、特に「突然の心停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」を習得することを目標としています。実技実習を中心としたコースで、受講者は少人数のグループに分かれて実際に即したシミュレーション実習を繰り返し、1日をかけて蘇生のために必要な技術や蘇生現場でのチーム医療を身につけます。 参加者は6名1チームの4班に分かれて行い、まずBLSとAEDについて体験した後、ALSの概要について講義を受けました。その後、気道確保・気道管理、モニター・徐細動の各スキルを実際に体験し、習得しました。午後はMega-Code Demonstrationを行い、心停止の判断、VF/pulseless VT、PEA/Asystoleについて学習しました。 最後はMega-Code(test)、学科試験を受けて講義は終了しました。コース修了者には修了証が交付されます。
受講生からは
『よい経験ができた。今後活かしてゆけるよう更に学びを深めていきたい。』
『丁寧な実習指導でとても理解しやすかった。』
『素晴らしい企画です。参加できて、本当に良かったです。』
などの多くの声が聞かれ、みなさん大変充実した1日になれられたようです。
インストラクターの方々の大変熱心なご指導により、最初は緊張して不安があった受講生も終了後、ほっとした様子で笑顔になりました。
今回のコースの経験を生かして今後、各々の現場で大いに活躍されることを期待しております。
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