千葉県地域医療支援センター

セミナー

終了したセミナーのレポートです。

第1回千葉県ICLS指導者養成ワークショップ

2012年10月14日(日) 8:00~18:00

ハンズオンセミナー

【受講生】医師、看護師、救急救命士ほか
【開催場所】千葉大学医学部附属病院 教育研修棟1階 千葉県医師キャリアアップ・就職支援センター(千葉大学クリニカル・スキルズ・センター)

内容

10月14日(日)千葉大学医学部附属病院 教育研修棟1階 千葉県医師キャリアアップ・就職支援センター(千葉大学クリニカル・スキルズ・センター)において、千葉大学医学部附属病院、NPO法人千葉医師研修支援ネットワーク共催による『第1回千葉県ICLS指導者養成ワークショップ』が開催されました。
日本救急学会では、医師卒後臨床研修の必修科目とされている二次救命処置「突然の心停止に対して最初の10分間の適切なチーム蘇生を習得する」を目的とした「ICLSコース」を設定するとともに、並行して各地域・各施設でコースを指導する指導者の養成が急務と考え「ICLSコース指導者養成ワークショップ」を主催してきました。
今回は、指導者として同大学病院 救急部の織田教授が代表となり、CMDには、あかいし脳神経外科クリニックの赤石先生を迎え、医師・救急救命士・看護師あわせて23名が受講しました。
はじめに、インストラクターの仕事についてや実技を含めた成人教育法(効果的コミュニケーション法)の講義を受け、その後4グループに分かれ演習を行いました。
演習では、ICLSコースで用いられる代表的な指導法(実技指導・ディスカッション・ロールプレイ)から機材の準備・ブースの設営、撤収法まで指導者として行うべきことを学びました。インストラクター、受講者ともに大変熱心に取り組まれておりました。コース修了者には、日本救急医学会認定の修了証が交付されました。
受講生からは
『知識の再確認だけでなく、成人教育の知見も広げることができました。』
『インストラクターの質の維持や向上にとても有効な研修だと思います。定期的に参加したいくらいです。』
『たくさんの事を学ぶことができ、参加して本当に良かったです。少し自信がつきました』
などの多くの声が聞かれ、“ みなさん大変充実した1日になられたようです。今後のご活躍を期待しております。
次回は「第12回千葉大ICLSコース」を平成24年12月2日(日)に開催します。
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