終了したセミナーのレポートです。
第16回千葉大学ICLSコース
2014年11月22日(土) 8:00~18:00
ハンズオンセミナー
【受講生】 | 医師・看護師・救急救命士ほか医療従事 |
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【開催場所】 | 千葉大学医学部附属病院 教育研修棟1階 千葉県医師キャリアアップ・就職支援センター 千葉大学クリニカル・スキルズ・センター |
内容
11月22日(土)千葉大学医学部附属病院、NPO法人千葉医師研修支援ネットワーク共催による『第16回 千葉大学ICLSコース』(指導者25名、受講者24名の参加の下)が開催されました。「ICLS」とは「Immediate Cardiac Life Support」の頭文字を取った略語です。突然の心停止に出会った時にどのように対処すべきか、というコースの学習目標を端的に示している、医療従事者のための蘇生トレーニングコースです。緊急性の高い病態のうち、特に「突然の心停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」を習得することを目標としています。実技実習を中心としたコースで、受講者は少人数のグループに分かれて実際に即したシミュレーション実習を繰り返し、1日をかけて蘇生のために必要な技術や蘇生現場でのチーム医療を身につけます。 参加者は6名チームの4班に分かれ、まずBLSとAEDについて体験した後、ALSの概要について講義を受けました。その後、気道確保・気道管理、モニター・徐細動の各スキルを実際に体験し、習得しました。午後はMega-Code Demonstrationを行い、心停止の判断、VF/pulseless VT、PEA/Asystoleについて学習しました。最後はMega-Code(test)、学科試験を受けてコースは終了しました。コース修了者には修了証が交付されます。受講生からは, 『急変時の対応であいまいな知識の部分が学べたので、とても充実した講義で受講してよかったです。少し自信を持てたので実践に活かせるようにしたいと思います。』『今回の学びを、今後の仕事に生かせるよう頑張ります。』『わからない事例についてもブースのインストラクターが丁寧に教えてくれたので理解することができました。』
など多くの声が聞かれ、みなさん大変充実した1日になれられたようです。





