千葉県地域医療支援センター

セミナー

終了したセミナーのレポートです。

第5回 ON-LINE Chiba Clinical Skills Boot Camp

2020年12月13日(日)13:30-17:00

第5回Chiba Clinical Skills Boot Camp

内容

Chiba Clinical Skills Boot Campは、臨床医に求められる諸専門領域の身体診察技術、それらを統合的に実施、技能を集中的に研鑽することと、併せて、研修医、研修病院間の情報交換や連携強化を図ることを目的に、一つの会場に集まり、これまで4回実施してきました。
しかし、現在の新型コロナウイルス禍の状況から、第5回のChiba Clinical Skills Boot Campは、Online、Zoomウェビナーで開催しました。(研修医・医師148名参加)

Session1 ~動画(静止画でも)外傷診療の基本~ 亀田総合病院 日下 伸明
Session2 ~めまい診療の診断戦略~ 千葉大学医学部附属病院 鋪野 紀好
Session3 ~聴診で鑑別する呼吸不全~ 東京ベイ・浦安市川医療センター 江原 淳
Session4 ~心血管失神を見抜くHi-Phy-Vi~ 旭中央病院 坂本 壮
Symposium
-身体診察のQ and A-と題して
Sessionを担当した4名の先生方に加え、千葉大学医学部附属病院総合診療科長・教授の生坂政臣先生が座長として加わり、研修医のさまざま疑問に、明快で診療活動の実践に生かせる回答がありました。

受講生の声

非常に⾯⽩かったです。千葉県にいなくても受講できてリモートに感謝です。
外傷診療に対して苦⼿意識がありましたが、やっぱり基本のJATECが⼤切だと講演を受けて感じました。
指導医の⽴場で、研修医指導の際に⼤変参考になります。
とてもわかり易いアルゴリズムで覚えやすかったです。
⾃分⾃⾝の臨床、研修医指導ともに⾮常に参考になります。
めまい診察について、フローチャート共に学ばせていただきました。しっかりと使いこなせるよう学んでいきたいです。
⾝体障害者の⽅をみているのですが、肺炎を起こす⽅が多いので、普段からよく聴診しておこうと思えました。
試験対策では、どうしても異常⾳に意識が向きがちですが、正常⾳への意識というのを教えていただきました。初期研修に活かしていきたいです。
失神を引き起こすクリティカルな疾患について詳しく話して頂けて⼤変勉強になりました。
コロナの影響でなかなか実習ができないので早く研修医になって⾝体診察を学びたいと思いました。
鑑別を頭に浮かべることを肝に銘じます。五感を使ってとにかくフィジカルをよくみます。
質問に答えつつ、先⽣⽅同⼠の考えの共有もあり⾮常に学びになりました。これから医療の場に出る者として、⾝体診察を意識しつつ成⻑していきたいです。
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